太古から繰り返される潮の流れはハンパなかった


今回の目的地として選んだのが
周防大島の東端に位置する 
情島(なさけじま)と両源田(りょうげんだ)間の情の瀬戸
最速時には4knot(時速約8km)で潮が流れています

普段は穏やかな表情の瀬戸内海
そんな海がダイナミックな姿を見せてくれるのが潮流
大潮の干潮時に訪れたポイント
遠目には気づかなかったけど近づいていくと
ところどころ不気味に渦を巻き
もう海に現れる川のようだ

小さな漁船はギアを切り替えてフルスロットルで
すさまじいエンジン音で瀬に立ち向かう
まさに板子一枚下は地獄の様相

この劇場型光景を目の前に頭をよぎるのが

このアップストリームでは人力のSUPでは到底無理だ
シーカヤックでもぎりぎりだろう
仮に行けたとしても漁船が多く
コントロールを失って流されたときに事故に繋がる...などなど

結局、収まらない海のパワーを動画を撮りながら観察することに
距離を置いてもこの緊張感あるスピードは怖いです...
 

疲れ切ったときにポツンと出現した日向泊(ひゅうがどまり)の景色に
ホッと安心しますね